睡眠は「1日の終わり」ではなく、「翌日の始まり」。
人は多くの時間を睡眠で費やしています。
だからこそ、眠り方が重要なのです。心とカラダが休まらない、無意味な眠りをやめて、正しく眠りましょう。

今日はその方法をお伝えします。

睡眠不足と不眠症は全く別物

仕事や不規則な生活習慣が影響し、その人にとって十分な睡眠が得られていない状態を睡眠不足といいます。
一方、精神的・身体的なことが原因で、眠りたいのに寝れない状態が続くのが不眠症です。
十分な睡眠がとれていないという点では、どちらも健康に悪い影響を与えるといえるでしょう。

睡眠の常識 ウソ? ホント?
*この中でホントのことは1つだけ。あなたは分かりますか???

1 体に一番良いのは8時間睡眠である
2 睡眠不足は、休日に寝だめをすれば解消できる
3 睡眠のゴールデンタイムはPM22時~AM2時である
4 就寝前に熱めのお風呂に入ると良く眠れる
5 寝る前に飲酒をすると良く眠れる
6 眠れなくても、寝床で横になることが大切
7 日中、眠くなったら20分程度昼寝をすると良い。

*答えは・・・7
1 体に一番良いのは8時間睡眠である   ウソ!
睡眠時間は人それぞれ。あまりこだわり過ぎないこと!
一般的な睡眠時間は平均6~8時間とされていますが、長く必要な人もいれば、短くても大丈夫な人もいます。日中、元気に活動することができる、自分にとって最適な質の高い睡眠が摂れていることが大事なのです。

2 睡眠不足は、休日に寝だめをすれば解消できる   ウソ!
寝だめをすると普段の寝つきが悪くなることもあるので注意!
また、眠気を感じるタイミングが不安定になり、平日に十分な睡眠がとれないことにもつながってきます。起床時間を一定にすることで、まずは睡眠と覚醒のリズムが身につけることが大切です。

3 睡眠のゴールデンタイムはPM22時~AM2時である   ウソ!
PM22~AM2時までがゴールデンタイム!なんて良く耳にしますが、これは元々のデータが古いため、現代の生活には当てはまりません。ただひとつ、0時には寝ることをお勧めします・・・
睡眠時は最初の3時間に成長ホルモンが分泌されて、次の3時間でカラダのメンテナンスを行うといわれています。

4 就寝前に、熱めのお風呂に入ると良く眠れる   ウソ!
お湯が熱すぎると、交感神経が活発になり、目が覚めてしまい眠りの妨げになります。
40℃ぐらいのぬるめのお湯でリラックス。ただし、過度な長湯は血管が拡張し血圧が下がるので注意が必要です。

5 寝る前に飲酒をすると良く眠れる   ウソ!
アルコールによる眠気は一時的。晩酌には、寝つきを良くする作用がありますが、それは一時的なもの。睡眠が浅くなり、夜中に目が覚めやすくなります。また、習慣になると飲酒量を増やさないと眠れなくなり、アルコール依存症に陥る可能性も・・・朝まで快眠するためには控えた方が良いといえます。

6 眠れなくても、寝床で横になることが大切   ウソ!
眠なくちゃ!と、寝床に入って意気込むと焦って眠れなくなってしまう・・・なんてことありませんか?
眠らなくてはと意気込んで、かえって頭がさえてしまいます。また、寝床でテレビを見たり、スマホを見たりしていると、脳が覚醒して目が覚めてしまいます。寝床は眠る場所!とカラダに認識させましょう。

7 日中、眠くなったら20分程度昼寝をすると良い   ホント!
短い昼寝は効果的!ただし30分以上は逆効果。
眠気を感じたら20分程度の短い昼寝をすると、集中力や作業効率をアップさせる働きがあるといわれています。。
ただし、30分以上寝てしまうと、脳とカラダが休息モードに入ってしまい、夜の睡眠に悪い影響を与えてしまうので注意が必要です。

3人に1人が感じている不眠の症状

日本人の成人3人に1人が「寝つきが悪い」「夜中何度も目が覚める」といった、何らかの睡眠トラブルを抱えているといわれています。睡眠の質が低下すると、日中のだるさや集中力の低下など、心とカラダに様々な影響が・・・。では、睡眠障害はどうして起こるのでしょう。
一般的に、ストレスや睡眠リズムの乱れなどにより、覚醒と睡眠のバランスが崩れてしまうことが睡眠障害の要因とされています。
そして、慢性的な睡眠不足や不眠は、うつ病などの精神疾患につながるだけでなく、糖尿病や高血圧などの生活習慣病になるリスクが高まることも・・・。つまり、睡眠不足や不眠を改善することは、生活習慣病の予防にも役立ちます。その一方で、生活習慣病によって不眠を引き起こすこともあります。不眠と生活習慣病はお互い影響しあい、私たちの健康に深く関わっているといえます。

快眠にはやっぱりこれ!

規則正しい食生活と適度な運動が重要です。

朝、昼、夕と規則正しく食事をとること、軽く汗ばむくらいにカラダを動かして、適度な疲労感を得ること。
毎日の生活習慣の改善と工夫を重ね、生活リズムを整えるだけで快適な睡眠へとつながります。
毎晩ぐっすり眠ることは、健康へつながる第一歩。できることから少しずつはじめてみてはいかがでしょうか?