*日本人女性の12人に1人が乳がんに

昨年、タレントの北斗晶さんが乳がんを患ったことで、大勢の女性があらためて乳がんの怖さを感じたと思います。さらに、定期検診をしっかり受けていたにもかかわらず乳がんを発症したことで、検査そのものへの不信感をつのらせることにもなりました。

生涯に乳がんを患う日本人女性は、現在12人に1人といわれています。
また、乳がんで亡くなる女性は2013年に13,000人を超え、1980年と比べると約3倍にも増えています。
一番のピークは40代後半、次いで60歳前後に第2のピークが訪れるという特徴があります。
約20年前に比べると、各年代で大幅に増えてきており40歳以上では約2倍に増えています。
近年の傾向として比較的若い30代の女性でも発症するケースも増えています。
乳がんは、乳房に影響を与えるため、進行状態によっては乳房を失う可能性もあり、女性にとってはとても辛い病気といえます。

*早期発見のために、月に1度の『乳房の自己検診』を!

・乳がんは、自分で体の変化に気が付くことのできる数少ないがんの1つといえます。
早期に発見することで「乳がんで死なない」という最大のメリットがあります。
また、小さな乳がんは、命を脅かすことはほとんどないということです。
正しい知識と、「乳房の自己検診」の方法を理解し乳がんの早期発見に努めましょう!
まずは、月に1度の「乳房の自己検診」を習慣づけ、異常を見逃さないことが大切です。
また、自己検診に適した時期もあります。乳腺の状態は月経周期に伴って変化するので、生理がある方の場合は比較的乳房の張る排卵後から生理前を避け、生理になって7~10日以内の乳房が柔らかくなる時期に行いましょう。閉経している方の場合は、ホルモンレベルはほぼ一定なので、月に1回、同じ日を設定して自己検診を行いましょう。

~発見が比較的難しい特殊な乳がんの種類~
「乳房の自己検診」では発見が難しい乳がんがあります。
・しこりがないもの。
・乳首の下や乳頭の真下にできるもの・・・このようなガンは比較的痛みを感じたり、乳房の違和感を感じる。
・乳房の全体に散財しているもの・・・小さいガンがいくつも乳腺に発達をすることになるので、しこりとして感じることがない

*乳房の小さな変化を見逃さない!

自分を観察したり触れたりすることで発見できる乳がん。
早期発見で適切な治療を受ければ、9割以上が治る病気です。
「乳房の自己検診」はもちろん、「乳がん検診」を定期的に受けてダブルチェックをして、少しの異常も見逃さないようにすること。ほんの少しでもおかしいと思った時には、専門医を受診して必要な検査を行いましょう。
また、普段から免疫力を鍛えて、がんに負けない身体づくりを心がけること。
自分の身体を守り、健康で幸せな毎日を過ごすためにも自分にできることは、勇気を持って実行することが大切といえます。