たばこの健康被害はよく知られている。がんだけでなく、呼吸器疾患や心臓病など多様な病気の危険を高める。WHOは「予防できる最大の単一の病気」にたばこを挙げています。
世界で540万人、日本で11万人以上が毎年、たばこが原因で亡くなっていると推定されています。
公共施設の受動喫煙防止に努力義務を課した健康増進法が施行されて5年、WHOのたばこ規制枠組み条約が発効して3年が経過し効果が出始めています。増えていた中高校生の喫煙率は2000年をピークに減少に転じています。
大人の男性の喫煙率は1960年代に80%を超えていましたが、徐々に下がり、日本たばこ産業(JT)の調査で02年に50%を切り、07年には40%まで下がりました。
日本のたばこ対策は欧米より立ち遅れています。大島明・前大阪府立成人病センター調査部長がたばこ規制の進展度を「たばこ対策尺度」で採点したところ、英国が05年の73点から07年には93点に上がったのに対し、日本は21点から27点になっただけ。欧州30カ国のどの国より低い点数でした。
たばこ税が低く、たばこの箱に印刷される健康被害警告が目立たないなど問題は多い。
ただ、禁煙治療に06年から保険が適用されるようになり、禁煙を行いやすい環境が整いつつあります。この5月に、禁煙を手助けする薬はニコチンガムに加え、皮膚にはるパッチが薬局で買えるようになり、医師が処方する新しい飲み薬も発売されるなど、禁煙を試みる選択肢が一気に増えています。
ちなみに私は、ニコチンガムと強い意志で禁煙に成功しました。
7月からは全国で自動販売機からたばこを買うには、成人識別カード「タスポ」が必要になります。
また、近い将来大幅な増税も行われると思われます。これは禁煙の大きな理由になりますよね。
タバコを吸っている人は、「禁煙するほうがストレスになり、かえって健康に悪い」なんていう方がいらっしゃいますが(私も喫煙時代はそうでした)、これは言い訳ですよね。
タバコをやめることのストレスは確かにあると思いますが、喫煙者の方だって普段タバコのことでこんなストレスを感じているのではないでしょうか。
「タバコが切れちゃった。どこに売ってるかな〜」
「ここじゃタバコは吸えない。どっか吸えるところないかな〜」
禁煙すればこんなストレスはなくなりますよ。
( 引用 : 6月19日 FujiSankei Business i. )














