アトピー性皮膚炎とは

アトピーという言葉は、『奇妙な・場違いな・とらえどころのない』を意味するギリシャ語Atopiaに由来しています。その原因の大部分はいまだに詳しくわかっていませんが、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、長期にわたり皮膚の炎症が続く、かゆみのある湿疹を特徴とするアレルギーの病気のひとつです。

本来、体の外から侵入してきた敵と戦って退治する免疫は、細菌やウィルスなどから身を守るために必要不可欠なものです。しかし、アトピー性皮膚炎ではこの免疫が過剰に反応し、本来退治する必要のないものに対して攻撃してしまい炎症として症状にあらわれます。

アトピー性皮膚炎は、かつては乳幼児期の特有の病気で『2歳で半分が治り、10歳でさらに半分が治り、18~20歳でほとんど治る』といわれていましたが、実際はその年齢になっても治らない方や一度治っても成人してから再発する方もいます。 現在、20歳以下のおよそ10人に1人がアトピー性皮膚炎であると推測されています。

 

アトピーは遺伝する?

子どもがアレルギーになる確率は、両親ともにアレルギーだと約50%、一方がアレルギーだと約30%、アレルギーのない場合は約10%であったという報告があります。 よって、アトピー性皮膚炎は遺伝しやすいといえますが、病気として発症するには環境因子も必要になります。

たとえば、卵アレルギーを起こしやすい遺伝子を持っていても、卵を食べない環境であればアレルギーとして発症することはないのです。

 

アトピー性皮膚炎の原因は?

子どもと大人では原因が異なります。子どもは食べ物、大人は周囲の環境、ストレス、ダニ、ハウスダストなどが原因になることが多いといわれています。

●子どもの原因・・・食べ物が原因の場合が多い

卵(特に白身)、乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)、大豆(大豆油・豆腐・味噌)、小麦(パン・うどん) 米、エビ、かに、魚(サバ・サケ・マグロ)、蕎麦など。

●大人の原因・・・環境が原因の場合が多い

ダニ、ハウスダスト(家のホコリ)、カビ・真(カンジタ・アスペルギウス)、細菌(ブドウ球菌) 花粉(スギ・雑草)、ペット(犬・ネコ)、ホルムアルデヒド(化学物質)など。

●アレルギー体質以外の原因

乾燥肌、清潔でない衣類を使用する、汗をかいたままの状態で過ごす、清潔でない手で皮膚を掻く、ストレス、不規則な生活、暴飲暴食、睡眠不足など。

 

アトピー性皮膚炎の方の悩みとしてかゆみも我慢できませんが、症状が顔などにでてしまうと他人からの目が気になり、女性などはお化粧もできなくなり、おしゃれもする気持ちがなくなってしまい、その結果、気分が落ち込みストレスになり症状悪化・・・という悪循環に陥ります。

 

アトピー性皮膚炎から自分を守る7つの方法

①室内を清潔に保ち、適温・適湿の環境づくりを

まめに、掃除をしてほこりやダニを取り除きましょう。部屋は風通しをよくし、温度と湿度を適度に保つよう心がけましょう。

②規則正しい生活を

生活のリズムを整えることはとても大切です。十分な睡眠をとり、規則正しい生活、そして適度な運動を心がけましょう。汗をかいたらシャワーを浴びることも忘れずに!

③刺激の少ない衣類を

ウールやアンゴラなどはチクチクするので、かゆみを誘発することがあります。 特に、下着の素材には注意しましょう。手首・首・わき・ウェスト・足首などは衣類の刺激を受けやすいので手触りの良い柔らかいものを選びましょう。

④日焼けを避けましょう

紫外線は肌のダメージになるため、避けましょう。外出の際は日焼け止めをしようしましょう。 しかし、あまり高いSPFは肌の負担になるためSPF21までがおすすめです。

⑤ぬるめのお風呂に入りましょう

38℃のお湯にゆっくり長く入るのがおすすめです。お湯に入っている間はかゆくなりません。 リラックス効果も期待できます。お湯から上がったら湯気に包まれながら保湿を忘れずに!

⑥ストレス発散とリラックスを

ストレスが大敵ですから、仕事など無理をしないようにしましょう。 また、かゆいと体が緊張してしまうためリラックスすることも必要です。 体を積極的に動かすことでよりリラックスできるといわれています。ヨガや瞑想、呼吸法、フラダンスなどもよいとされています。 症状について、あまり神経質にならず気持ちをおおらかにもつことに心がけましょう。

⑦バランスの良い食事を

皮膚はたんぱく質でてきているので、たんぱく質を多めに摂るようにしましょう。 ビタミンB、C、E、オメガEPAなどを含む食品を摂ること、またサプリメントなどで手軽に効率的に摂取することもできます。

 

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